はじめまして。クラベスに入社して9ヶ月になる遠藤です。この記事ではスピード感を求めてもクラベスで受託開発ができることをお伝えできればと思います。
学生時代
プログラミング歴は長く、中学のときに母から使わなくなったCとJavaの教科書を譲り受けたところから始まりました。当時は教科書を読んで概念を知る程度でした。
高校になって自分のPCを得るとJavaでデスクトップアプリケーションを作って本格的に始めるようになりました。
同じころちょうど広義のHTML5が流行っていて、こういうことができるんじゃないかと思わせる、すぐに動かせるおもしろさにハマりました。プロトタイピングな作り方が多く、いまのスピード感を求める価値観にも繋がっていると思います。
大学では情報メディア学科というところにいて、プログラミングはもちろん、グラフィックやサウンド、ゲームなども扱っていました。人文社会系のことも学んだり、リーダーもいくつか務めるなど活発でした。
研究室に入ってからは大学院にも進学し、レスポンシブなWeb制作を支援するアプリケーション、紙からWebを制作するアプリケーション、子供向けワークショップのためのWebアプリケーションなどをテーマに研究や発表をしていました。
メンターとして新入社員の技術的なサポートもしています。
自社サービス時代
1社目は幼稚園・保育園向け写真販売などを事業にする自社サービスの会社にエンジニアとして入りました。幼保・カメラマン・自社の3者それぞれにメリットがある、自信を持てる事業をしていたことなどが決め手です。
ECや管理画面などの新規機能や保守の開発をしていて、要件定義から保守まで、バックエンドやフロントエンド、ネイティブアプリと広く扱っていました。
CI/CDの導入などリリース頻度をあげる社内の動きもあり、1日1リリースを維持するように心がけていました。オペレーションをする社員と話すことや、実装やリリースまで主担当になることも多く、自走していました。このときが一番成長したかもしれません。
転職
コロナの影響もあるかもしれませんが、去年ごろ組織改編や社員の入れ替わりなどいくつか変化がありました。社内の価値観が変わり、フェーズが変わったように思います。スコープが大きな案件が多くなり、リリース数は急減して、長く価値を出していないように見えていました。話が合わないことも多くなり、価値観のミスマッチを実感したのを覚えています。
個人として価値観を変えることは難しく、加えてエンジニアとして続けていくことを考えたとき社内にポジションがなく、転職を決意しました。
クラベスとの出会い
転職の軸として、上の状況を打開できるスピード感があり自走できる会社を探していました。加えて私は性別越境、トランスジェンダーとして服装自由でカジュアルなところを探していました。
クラベスは受託開発が多く、スピード感を求める自社サービス開発出身者としては、始めは合わないようにも見えました。しかし受託開発では珍しく?自社内開発・直接契約でチームでの動きや本質を求める動きを大事にしている、難易度が高いEC開発など「エキサイティング」な開発を得意とする点に、普通の受託開発ではないことも感じていました。
研修後の集合写真
選考を進めていくうちに、できるところから進める、アジャイルを取り入れる、職種間の壁が少ないことを実現したく入社した社員がいるなど、スピード感を意識した動きや柔軟性があることがわかりました。
加えて、最終面接でキャンプ地からオンラインで面接されたり、社員の見た目など私の受託開発のイメージのわりにとてもカジュアルなことも決め手になりました。
入社してみると思ったより自走しやすかった印象があります。よりよい仕様や方法を思いついたときに、エンジニアやディレクターに相談してすぐ動けていて、自社サービスのときの動きと同じことができています。
社外インタビュー用の写真を撮った時の代表と遠藤さん。ノリノリです!!
クラベスのプロジェクトは新しいこと、実現性の難しいことが多く、チームとしての動きや、柔軟な動きなどが文化としてあるように思います。自社サービス出身でスピード感を求める私でも自走できることに繋がっているのかなと思います。
新しい取り組みにも積極的に参加してくれている遠藤さん。
技術的なところではフルスタックにできるようになったことも変わりました。いままではバックエンド・フロントエンドを扱うことが多かったですが、最近はインフラを扱う機会も増えていて、よりシームレスに開発できるようになっています。
前回のMenber's entryの千田さんとは同じプロジェクトのメンバー。日々協力しあっています。
今後の目標
今後も自走する、スピード感のある動きは大事にしたいと考えます。革新的なサービスを作っていく存在になれたらと思います。
自社サービス開発も受託開発もわかる身として、受託開発はもちろんですが、自社サービス開発にも力を入れていきます。