どーも。堀内です。

今年の夏はあまり多くなかったのですが、秋から冬にかけて新しいメンバーも入ってきました。

会社は複数の人間からなる「組織」です。 組織間の信頼関係もあるのですが、組織の中に複数の個人が存在するので、その中での信頼関係について書いてみようと思います。

仕事上でなくても個人間の信頼関係というのは、築くのに時間のかかるケースもあれば、いきなり意気投合しちゃう!なんてこともあると思います。

信頼関係うんぬんの前に、接点がないことには始まりません。

一度も会話したことがない人とか、一緒に仕事をしたことがない人は、信頼、ではなく、印象になると思います。 印象を作るものは、役職や過去の仕事の成果などになるんじゃないでしょうか。

信頼関係は、接点の中で会話での受け答えや小さな約束を守ること、 ルールを守ること、などから生まれていくと思います。 友人関係のそれとは違います。

小さな約束というは、決して明確に存在するものではなく、お互いの暗黙の了解や、期待から生まれるものだったりします。

最もシンプルなものは、依頼に対して、正しく答えること。 相手の期待通りに答えることだと思います。 この"依頼"が、口頭だったり簡単なものであればあるほど、お互いの認識がずれることがあります。 その認識をずらさないように、細かい確認だったり、相手の期待を推し量る事が大事になります。

このズレがないかの確認や期待がわからないまま進めてしまうと、信頼を失うことになってしまいます。

依頼内容の確認や期待のすり合わせが上手なことが、信頼される一つの要因と言えます。

他にも、圧倒的な知識や能力があることも信頼されます。 上記の話とは異なり、勝手に期待をして、その期待以上の内容がもたらされることが多いから、ということになります。

能力として目指すべきはこの優れた能力を持つことかもしれませんが、信頼関係を築きたい、という時には適していません。 副次的についてくるものだと思ってください。

特に仕事上の信頼関係は、依頼・期待・成果などが常について回ります。

そんな内容を 「先日お願いしたものはできましたか?」 と聞かれる前に実現できているのがベストです。

「できましたか?」って聞かれて、 「できてます!こちらです」は合格ですが、80点。

聞かれる前に 「先日話していたこれですが〜」 と依頼に対する答えをできると100点です。 もちろん内容の善し悪しもあるので一概には言えませんが、納期を守ることは、質の善し悪しの差よりも確実にできることなので、しっかりと達成していきましょう。

良いリアクションをされて信頼されると嬉しいですよね!

信頼の中に"話しやすさ"というものもあると思います。 いちばん重要なことは「話を聞いてくれるか」です。

見た目やリアクションや会話の内容で異なることもあると思いますが、 "話を聞いてくれる人"は信頼されます。

何か言ったら否定されるんじゃないか?というのが、話しにくくなるきっかけを生んでしまいます。

とはいえ、仕事をすすめる上で、議論であったり、意見を交わすこと、修正しなければならないことなどたくさん存在します。 その話し方がとても重要になると思います。

人それぞれ正確もありますし、大事にしていることも異なります。 多様性を理解しながら会話をする必要があります。

話しやすさを作るために冗談を要る人もいれば、プライベートの話をする人もいると思います。 それを嫌う人もいます。

何が正解かわからないですが、大事なのは多様性を認め、強制はしないことだと思います。

その中で、成果を出すための会話、成長をするための会話は重要になってきます。

話す側も受け取る側も、普段の会話と仕事上の会話の違いを意識すると良いのではないかと思います。

仕事上の問題点があった場合に、個人のことと捉えてしまう人もいると思います。 私もその様になってしまうケースがあります。

でも実際には成果物であったり、プロジェクト、チーム等に関する改善するための意見であって、否定をしたくてしているのではないことを認識できると良いと思います。

否定をしたくてしている人がいる組織があれば、すぐに抜けていいと思います。 きっと何かのハラスメントにあたります。

クラベスでは、信頼関係を築くために自分史を話す機会があります。 モチベーショングラフ研修というものや、ストレングスファインダーをもとにした自己分析をすることもあります。 【CLAVES Roots】バディーはオンボーディング期間中のパートナー 【CLAVES Roots】バディーはオンボーディング期間中のパートナー

自分のことを客観視することで、見えるものがでてきます。 相手にとってもその視点が存在します。 お互いのことを認めあい、お互いの話を聞いて、より良い仕事をするために会話・議論をすすめることで、より強い信頼関係が生まれていくことと思います。

その過程を楽しんでもらえると良いなと思います。

ではまた。

2022.11.4 堀内文雄(冬に外で食べる豚汁が無敵)

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