どーも。堀内です。

「適材適所」って言葉、耳にタコができるくらいよく聞きませんか?

サッカーであれば得点王にディフェンスはやらせないでしょうし、おしゃべりの上手な芸人さんに書類作成をさせたりもしないと思います。

料理人は料理をし、接客をするのはホールの人、 作曲家は作曲し、歌手はもらった歌を歌う、 なんて分業も当然行われるわけです。

それぞれ必要な能力が違うので、分業をしてそれぞれのパフォーマンスを最大化していくのは、当然の流れだと思います。 そして素晴らしいことだと思います。

とは言え、その分業できることを全部やってしまう人もいますし、 分業とは言え、効率的に割り振れない間の業務も存在します。

その間を取り持つ人も重要になってきます。

接客をしながら料理をするお寿司屋さんの職人さんがいたり、 作詞作曲演奏と歌、全てを一人でこなすシンガーソングライターさんがいたり、 ドラマや舞台の脚本を書く芸人さん、 境界線がなくなってきているように思います。

私達クラベスにも、おしゃべり上手なエンジニア、インフラが好きなディレクターなど、それぞれが異なる分野の情報を活かしながら活躍していきます。

人もそうですが、システムもそうなんです。

以前私は大手のERPパッケージを作っている会社にいました。 人事・会計・SCM・ECなど様々なジャンルを作っていたのですが、 各システムで全ての機能を網羅していく、というスタンスでやっていました。

私はECシステムの立ち上げの途中くらいから関わっていて、様々な機能を取り入れ成功した他のジャンルのシステムを見ていましたが、 ECという特性と、新しい技術による「適材適所」を考え直すべきだと思い始めました。

RDBやNoSQLをどの機能にどう使うべきか? 分析機能と管理機能を同じ言語でいいのか? フロントエンドとバックエンドは切り離すことはできないのか?

いろいろな思いから、自分の理想とは離れていき、独立に至ったのですが、 今でも、各システムは大きく作らず、連携をしあう仕組みが良いと思っています。

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話を戻すと、システムに於いても適材適所があります。 人においても適材適所があります。

そのためには、人もシステムも資源と考えると、資源(材)に対する情報収集がとても大事になる、ということになります。

システムなどに関しては、情報収集をアンテナ高くやっておくか、 詳しい人に聞いておくと良いかもしれません。

しかし、人材においては要素が多すぎて、なかなか難しいと思います。 仕事ぶりはもちろんなのですが、 どういうことをやっていきたいのか、 どういうことを任されると嬉しいのか、 どういうことは頑張れるのか、 どういう時に喜びを感じるのか、など。

本当に人材によって様々です。

7UPという名の1on1をやっていますが、その延長で社員とキャンプに行ったことがあります。

キャンプでの動きを見て、この人は将来メンターになれるタイプだな、とか一人で黙々と作業をするのが好きなんだな、とか分かっていきます。 もちろん事後の7upで確認したりしますが、その印象は当たっていることが多いです。

【CLAVES Roots】7UP ~クラベス流 1on1~ 【CLAVES Roots】7UP クラベス流 1on1

その情報を元に、先の配置を変えていったりします。 適材適所を実現するには、資源(材)に対する情報収集が肝になります。

なんとなくやってもらっている人、なんとなく使っているシステム、 本当に適材適所になっていますか?

情報収集を改めてしてみるきっかけになれば嬉しいです。

※大学で人的資源管理論というゼミに所属していましたが、ようやく通ずるものがでてきた感じもありますw

ではまた。

2023.2.2 堀内文雄(あれ?1月ってどこいった?)

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