どーも。堀内です。

今回のテーマはテレワーク、どストレートなお話です。

先日、東京しごと財団の方々から取材をしていただく機会がありました。 以前にyoutubeセミナーをさせていただいた思い出があったので、快く対応させていただきました。

実際にはテレワークを一部採用しているが、フル活用とはなっていない企業様が多いお話を聞きました。実際に私も周りの経営者の方々の悩みの中で、テレワークを減らして出社を増やすような判断をしている企業が多くある印象です。シリコンバレーの有名企業もそうしているのは認識しています。

仕事の効率が下がっている、というデータもあります。半数程度は生産性があがっていると答えているものも。調査がどこまでのものかは分かっていませんが。

とはいえ、完全にテレワークをなくすことはもう無理だと思います。”この働き方が便利”となってしまった以上、過去に戻れない感覚です。インターネット、携帯電話なしでは生きていけないでしょ?という感覚に近いです。

先日もメンバーと一緒に電車で外出したんですが、電車で毎日通勤していた時のことを考えるとゾッとしてしまいました。無駄なストレスを受けることになるんだなと。最近ではサッカー観戦か飲み会でしか電車に乗っていません。笑

弊社のメンバー達は、通勤するときにも朝は家で仕事して、昼くらいにランチ込みで出社する人が増えています。満員電車に乗らないですし、好きなところで好きなもの食べて出社してくる感じですね。効率的だと思います。

家で仕事をするとサボるやつが出てくる、という視点があることを聞くのですが、自分がサラリーマン時代も会社でサボってる時間がなかったわけではないです。正直、代表となった今でも、小さな休憩だったり、調べ物をしていたら気になるニュースを見てしまったり、なんて日常的にあります。

家の方が誘惑が多い、というのはそのとおりです。 しかし、会社のほうが邪魔者が多いのも事実かなと思っています。

突然なる電話、突然の訪問(配達)、他の人の会議での会話、などなどテレワークでは出会わないことたちがあります。他のメンバーの会話については、聞こえていたほうが良いこともあると思いますが、”集中力”という意味ではマイナスに働くと思います。

家の中にある誘惑を整理して、仕事の切り替えを作れるように環境整備するしか無いと思っています。最近引っ越しているメンバーは、みんな労働環境込みで検討しているようです。

弊社では、サボらない工夫をしているわけではないんですが、予定やTodoを共有し、翌日にどこまでできたかを確認するのが基本の流れになっているので、本当に進捗がない人は分かる仕組みになっています。もともとは躓いてしまっているので助けが必要、というのを救うためのものですが、お互いがお互いにゆるく監視し合う状態ができているのかなと思います。

スケジュールがゆるいプロジェクトだと可視化しづらくなってしまうので、しっかり準備する必要はありますが。

クラベスでは「仕事の効率が下がっている」のであれば、「仕事の効率を上げるための工夫」をしていきます。それをルール化して、文化にしていくのが我々の強みになっていると感じます。

昨年あたりから一気に地方在住者が増えました。地方へ移住したり、故郷へ戻ったり。先日は、岐阜と沖縄から新しいメンバーが入ることが決まりました。関東で採用活動していたら出会えなかったメンバーと出会い、一緒に仕事ができるので、大きな恩恵を授かっています。

タイトルに対する答えですが、テレワークは続けるしかないです。 どの程度テレワークで行うのか、の割合が企業ごとに違うだけとなっていくと思います。

物理的に会って話すことはとても大事で、効率が良いシーンは多々あると思います。 私達は年に2回だけですが、全員で集まる時間を作ります。その日は大切な日で、一緒に仕事はしませんが、たくさんのコミュニケーションが生まれます。リモートでつながっている仲間がここまで仲良くなるんだ〜というのを本当に感じます。

テレワークを全くやらない、という選択肢は確実にないと思います。

災害や有事の際、最近思うのは、家族が病気になった時でも自分は元気、などの時に、テレワークができなかったら完全に仕事ができなかったのか、と感じました。持続可能性の話が求められる日常で、持続可能性のためにもテレワークできる状態にはしておきましょう。

フルでテレワークでやってみたい!という方は、ぜひ弊社の事例をまた見に来てください。

ではまた。

2024.07.17 堀内文雄(フランスでも少しだけ仕事をしようと思います。)

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