どーも。堀内です。
先日、とある候補者の方と最終面接をしていた際に 「社員の◯◯さんからみて代表はどういうキャラクターですか?何を大事にしていると思いますか?」 というような内容の質問がありました。
弊社の面接では、双方の自己紹介の後に、コンピテンシーにそった評価のための質問を弊社側から行い、候補者の方からの質問を聞くような流れになっています。当然、途中での質問もOKなので、最後には「途中で色々聞けたので大丈夫です」なんて方もいらっしゃいます。
面接で質問をもともと考えて来ていらっしゃる方もいれば、その場でお話を聞いた結果で質問いただく方もいます。
考え抜いた良い質問だな〜と思うこともあれば、どこかの本やHow toブログとかに書いてあるのかな?なんて感じるものもあります。
年間で大体10-20人くらいは面接していますので、沢山の方とお話してきました。自分がそのくらいなので、人事担当や1次面接を担当してくれているメンバーは本当にすごいなと頭があがらないです。
私は最終面接に出るのが基本なのですが、最終の最終、クライマックスのシーンということになるわけです。その中で代表がどんな答えをするのか、というのはとても大事な場だと思っていますので、少しの質問でも胸焼けするくらいガッツリ話してしまうこともあります。汗
もちろん相手の方のリアクションはみつつ、温度や長さを決めていますが。
そんな中で、今回の質問はなかなか面白いなと思ったのと、私の前で私の話を社員にしてもらうということを選んだのはなかなかおもしろいなと感じました。
答えてくれた内容が、大事にしているというよりも優れているという点も含めてくれて ・人に任せるとこと(やらせてみるということ) ・会社を継続し続けていること ・嘘をつかないこと ということを答えてくれました。
実際に自分が上司として存在するために、裁量をかなり持たせた状態で、やってもらうことが多いです。善し悪しがあるのですが、うまくいく人にとってそれはとても良い成長の機会に繋がりますし、モチベーションも高く保てると思っています。自分自身がそうだったからです。
全員がバッチリできる組織が理想ではありますが、細かいマネジメントや声かけが大事な人もいます。その特性を見ながら「自分でやってもらう」ことを大事にしています。
成長を重視していることもあると思います。 何か問題があっても自分が助けてあげるから頑張って!というスタンスですね。
そこにつながるのが「会社の継続性」だと思っています。 本人は、「自分だったらここまで会社を続けさせることはできないと思う」という話をしてくれていましたが、継続して働きたくなる会社であったり、継続してお仕事を依頼したい会社であるためにどうあるべきかを考えてきました。
代表をされている先輩方にお話を聞く機会も多く、継続させるために銀行や税理士/弁護士とも相談を重ねてきた中で今があります。
その結果、「嘘をつかないこと」を大事にしているというのが自分の中でも結論になるかと思います。伝え方を工夫しなければいけないようなシーンはありますが、事実と異なることをお伝えしたり、隠し事をして、虚偽の内容をお伝えするなどは言語道断だと思っています。
そのため、社内であっても「嘘」に当たる行為には厳しくしている側面もあるかもしれません。 社内のメンバーに私が叱るシーンの中で、「嘘」がないことはないはずです。ごまかしたり、ずるい行為も同様の扱いをします。
もちろん、禁止行為やお客様に迷惑をかけてしまう行為に対しては厳しくしないといけませんが、 嘘やズルがなければ、改善に向けたアプローチへの動きに向けています。冗談は大好きなんですが、今までの経験上、嘘があるとどんどん重なって悪い方向に行き、後で尻拭いをする羽目になる印象です。情報の伝達も嘘があると全てがおかしくなってしまいます。チームワークもです。
みんなが気持ちよく働ける環境づくりをしなければいけないのですが、その根幹にある「大事にしていること」がきちんと伝わっているのだなと嬉しく思う一幕でした。
※今後このブログを読んだ人が同じ質問をしてきたら、「ブログ読みました?」って聞いちゃうと思いますし、「書いてありますよ」って言っちゃいます。笑
ではまた。
2024.08.27 堀内文雄(家族を大事にを社内に広めているというのもある)