どーも。堀内です。

欲張りやワガママって言葉は、基本的に悪い意味で使われることが多いと思います。まぁ実際に、欲張りでワガママ放題してると、周りには迷惑です。なんとなくですが、3-5歳くらいが1番ワガママで、6-8歳くらいが欲張り?なんて気がします。

知識や経験と共に欲しいものが増えたり、全部を手に入れることが無理なことに気がついていくものだと思います。大人になって、「この人は欲張りだなぁ」とか「この人ワガママ放題だなぁ」なんて思う人は、迷惑かけまくってますが、それでも人がついてくる人はカリスマと言われる人かもしれません。

今回のタイトルに選んだ理由は、自分の能力や行動や発想の可能性に自分でストップしないで、欲張っていくと良いことがあるよ、ということを言いたいからです。

自分が一番感じるのは、ベンチャー企業の代表の方は、基本的にワガママな人が多いと思っています笑「普通に考えたらできないこと」を実現していくことに躊躇がありません。そのため、周りは反対していても実行していく、ということが多いと思います。この突破力がないと新しいものは生まれませんし、成功への道も遠いのだと思います。

ベンチャーじゃなくても、代表をやっている人は少なからず、欲張りだったり、ワガママだったりする要素がある気がします。弱肉強食の世界、取らなければ取られてしまうのがビジネスチャンスですし、そこで戦う人たちが代表になっているはずなので、良くわかります。遠慮していたら、自分たちの取り分がなくなってしまいます。会社が上手くいかないですよね。

他社・他者との奪い合いが発生するのはもちろんなので、自分たちの売上や利益をしっかり取らなければいけないのはその通りなのですが、発想の中に全員に持ってほしいものは、「理想から考える」ということです。外から見ると欲張りに見える発想でもいいので、理想から考えてほしいです。

クラベスのバリューに「ゴールから考える」というものがありますが、理想はその手前にあるかもしれません。理想を考えない人に、最高のものは作れません。理想を追求していく先に、最高のものがあると思っています。

理想を求めて現実がだらしない人やぐちゃぐちゃの人もいると思います。(ああ、胸が痛い)

実際の行動では迷惑をかけてしまうので、空気を読んで良いのですが、発想や展望を考えるとき、理想を考えるときは、ぜひ欲張りにワガママになってほしいと思っています。

クラベスに入社してくれるメンバーの多くは「フルスタックエンジニアになりたい」という言葉を掲げています。私達にとってはウェルカムです。通常の会社において、何かのスペシャリストを抱えている方が、効率が良く、無駄のない組織になると思います。ジョブ型の理想形はそうかも知れません。

「フルスタックエンジニアになりたい」という言葉は、「何でも一人でできるようになりたい」という言葉と同じように捉えています。一つ一つ学んで行くべきだよ、中途半端に全部やるよりは、何かを極めたほうが良いよ、という意見があるかもしれません。

理想から考えると「何でも極める」ことなんだと思っています。何でも極めるためにどこから進めていくのか?どんな勉強をしていくのか?他の部分を担当している人から教えてもらえないか?技術を盗めないか?などなど考える視点が広がります。

自分で一歩一歩山を登っていくのもいいと思います。が、周りを見て乗合バスがあればしがみつく、ロープウェーがあったら乗る、でも良いと思っています。自分が目指すべきは山頂であるのであれば、どんな手段を使ってでも登ろうとする、その努力が成長への近道だと思っています。

もちろん確実にステップを踏まないと再現性がないかもしれません。基礎的な部分が抜けてしまっているかもしれません。ただ、全部を学ぼうとしなければ、全部の能力はつかない、というのは間違いないです。視野を広く持ち、全てを吸収する姿勢を持たなければ、その分野の情報は来ませんし、成長もしないです。

そういう意味で、理想を求めてほしいと思っています。成長について中心になってしまいましたが、システムやサービスにおいても同様です。理想から現実へ落とし込んでいかないと、隣と同じもの、前回と同じものが出来上がります。それを繰り返すということは、相対的にどんどん悪いものを作っていくことになります。

良いものはどんどん生まれていきます。追いかけ続けなければ手に入りません。欲張って、ワガママに理想を求めていきましょう。

現実では欲張りでワガママなことをすると友達いなくなりますのでご注意を。笑

ではまた。

20241218 堀内文雄(忘年会ラッシュでも体重を増やすな!)

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