
I’m
どーも。堀内です。
今週はバレンタインデーですね。
私の家族は娘が二人いるので、毎年のように妻とチョコ作りをしています。何かしら失敗して、顔だったり机だったり指だったりにチョコがついていて、てんやわんやしています。建国記念日は、チョコ作りの日、になっていますね。
クラベスのバレンタインの定番、くまちょんチロルチョコです
自分の学生の頃の思い出を〜、と言っても男子校生活が長いのもあり、甘酸っぱい思い出はないのですが、女子が男子に告白をする機会として子供の頃はあった気がします。友達へとか、感謝の意味であげるのも最近は多い印象です。
で、タイトルの話へ。
もちろん仕事の話なんですが、「伝えなければ伝わらない」ということを、忘れてしまうシーンが多々あると思います。例えば「自分がどのような考えに基づいて、このような資料(アウトプット)をしました」という内容が間違っていなくても、他の人の見えていたり、伝わっていたりするのはでてきた"資料(アウトプット)"だけになります。
プロセスは関係なく、結果で判断される、と言い換えても良いかもしれません。 営業の時点などであると、提案書や見積書を出したものだけで評価される状況になることも多いです。プレゼンをする前提の資料であっても、プレゼンを受けてくれた人達だけがステークホルダーとは限りません。
学校で言い換えるなら、どれだけ勉強していたか、熱心に授業を聞いていたかではなく、論文・レポートやテストの結果で判断される状態です。
実際に結果で判断されるシーンは多々ありますし、ある意味正しい状態とも言えると思います。これだけの時間をかけて色々調べたとしても、結果やアウトプットになければ、何も伝わりません。
もっというと、一つ一つの仕事を手作りでやって、想いがあったとしても、喜ばれるかどうかは違います。テンプレートがきちんとしていて、その資料で何でもできます、という企業があってもおかしくないですね。toCの仕事においては、確実に印象が大事になりますし、一人一人に何かをしてくれるというものではスケールしないと判断されます。
言い換えると、たくさん売れない、ということです。 ・安くて美味しい→多くの人に受け入れられる→スケールする ・高いけど丁寧で美味しい。体験もすごい→少ない人数にしっかりとファンになってもらう→利益体質が高い
そんな考え方がビジネスとしては多いでしょうか?飲食店などでファミリーレストランとカウンターの高級寿司屋みたいに考えるとわかりやすいかもしれません。
我々の現在の仕事はどちらかと言うと、高級寿司屋を目指しています。高級寿司屋が出す「お取り寄せ便」みたいなのでスケールしていきたい戦略はありますが、それはまた別の話。
チョコレート作りも愛情はこもっているかもしれませんが、板チョコのままのほうが美味しかったり...(ひどい父親)
アウトプットに何かしら表現ができていないものについては、時間をかけていないことも同じです。逆に、時間をかけたことをアピールされてもそこに価値はありません。丁寧な仕事の結果を”体験”として感じてもらうことで、高評価につながっていくと考えています。
少し矛盾したことを書いてきた気もしますが、理解してほしいのは「伝えなければ伝わらない」ので、「伝え必要のあるものを伝え、それ以外は結果で示すしかない」ということです。
仕事上では、結果のみで判断されないものも多いです。そこまでのプロセスでも確認をしたり、相談をしたりすることで、認識をすり合わせることやよりよい方向に進むこともあります。自分の想像で埋めてしまった結果、思わぬ方向に行ってしまうこともあります。
途中経過でのすり合わせをせずに結果が間違っていることが一番損失が大きいと思います。プロセスの中でいくら頑張っていても、その結果は0点になってしまう可能性があります。報連相、等と言われますが、社内の同僚・上司だけではなく、お客様やパートナーともすり合わせが必要になることが多いです。
途中経過を隠さずに共有することは、信頼感に繋がります。隠さずに共有するためにも、プロセスを大事にしなければいけませんし、その間の途中経過のアウトプットが重要になります。
結局、「アウトプット」が大事、という結論になるのですが、どのタイミングでどう出すか、も重要で、途中で出すことで多くの認識のズレ・期待値のズレが解消されるので、考え直してみてはいかがでしょうか?
アウトプットする習慣、能力を磨いている人は周囲からの評価が上がります。今日からでも何かを吐き出してみてはいかがでしょうか?
ではまた。
2025.02.13 堀内文雄(年を取って、父親が甘いものを嫌いだった理由がわかってきました)