
どうも。堀内です。
小学校の高学年になると、学習塾に行く子が格段に増えるようです。私も行っていた(行かされていた)人間ですし、その御蔭で中学高校と毎年進級できるかどうかのレベルの進学校に行くことになりました。今となっては仲間に恵まれましたし、自分のベースはそこでできたと言えるので、何も後悔はないですが、大変だったのは覚えています。
そんな進学校に行ったのに高校生になっても「プロサッカー選手になる」って言い続けた息子を持った両親には頭が上がりません...
"試験"というものが、大人になると資格取得くらいになるかと思います。一生に一度きり、というものはあまりないと思います。もちろん試験費用などはかかるので、一回で受かるに越したことはないのですが、再挑戦・リベンジができるものが多いと感じます。
現在クラベスのお客様に駿河台学園(駿台)様がいらっしゃいます。受験生が利用するシステムを構築・運用していますが、大学受験においては一応「浪人」という方法があるものの、社会人に比べると人生で一度きりという要素が強いように思います。
中学受験や高校受験は、より一度きりの要素が強いと思っているので、準備をして本番に実力を発揮することってとても大事だなぁと感じます。どれだけ成績が良くても、当日熱が出てしまったり、集中できなかったり、なにか事故に巻き込まれてもダメです。何より、緊張しすぎて実力を発揮できないことが一番可能性としてはありそうです。
本番で実力を発揮できるようにするために、日々の努力をして、模試などを受けて本番の準備をする。スポーツにおける日々のトレーニングと、練習試合→公式戦というところがとても似ているように思います。学生時代は年に一回の大会がほとんどです。社会人やプロは年に一回でも何度か似たシーンが回ってくると思いますが、学生時代はその学年で望むその試合(大会)、そのメンバーで望む試合は一度きりと考えるべきだと思います。
実際には社会人やプロも同じメンバー、同じ状況での試合は二度とないものではあります。しかし、そこまでの準備ができているのか?と考えてしまいます。実際に自分が東京都リーグに参加しているときに、その準備ができていなかったとも言えます。
他にも優先されるべきものが多い、というのも言えていると思います。社会人にとっては、仕事の方が優先度が高いのは当然ですし、家族や他の人とのつながりも学生の頃に比べて多いです。あるものだけに集中する、というのが難しくなっていると思います。
プロは、集中すべきものが明確ではあると思いますが、社会人の"仕事"と同じと考えるべきと思います。
私達の仕事も、その時間は二度と来ないのは変わりません。MTGやプレゼンはわかりやすいものだと思いますが、日々の会話や製造なども似たものかもしれませんが、全く同じものの繰り返しということは少ないのではないかと思います。
仕事の時間中に準備をするものがほとんどではあると思いますが、仕事の時間外での体調管理や学習、時間コントロールなども"プロとして"やる必要があるなと思います。二日酔いで仕事に望む日があってはならないなと思います。笑
仕事時間中のコンディションを上げるための努力をもっとしてもいいなと感じています。受験勉強においても、本番に向かうためのメンタルや体力づくりなんかも本来は必要だなと思っています。プロのスポーツ選手はシーズン中はお酒は飲まない、などの話も聞きますが、昔はタバコを吸っていることを公言している選手もいたのも知っています。
学生の頃の二度と訪れない時間のために、日々の時間を使うことを考えてみてはいかがでしょうか?
ではまた。
2025.04.18 堀内文雄(毎日のようにお酒を飲んでる時点でダメ!?)